本日のおいしい出来事。

たべもの記録や旅行記。※すべて個人的感想です

春は出会いと別れの季節 ユウササゲ:マ・パティスリー

 

本日の美味しい出来事はマパテへ催事出店中(2/19~2/25) 

パティスリーユウササゲ

  

春は出会いと別れの季節と言いますが、なんと伊勢丹新宿店のマ・パティスリーが3月で終了してしまうとの事。

3/18~3/23フジウさんで最後です。(通常火曜日までですが、月曜日までなので注意が必要ですね)


今年は暖冬だからか、春を感じ始めるのが例年より早いように思います。
外に出ると春みたいだなぁと感じることも多々。

 

マパテとしては最後になるユウササゲの春らしいケーキ。

 

たくさんのケーキと相変わらず催事にいつも力を入れてくるので限定のケーキが多く、Twitterのフォロワーさんとも話していましたが、何買うかより何を泣く泣く諦めるかでした。

 

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ムラングシャンティ柚子抹茶

個人的に絶対外せないムラシャン。

抹茶風味のムラングはカリッと硬派でもなくカシュッとでもなく、

今までにないくらい軽いというより空気を含んだ羽のような繊細なムラングで

反対側はお皿に移す際に割れてしまったほどでした。

天使の羽みたいで、ムラング1つでここまでお店の個性が現れるからムラシャンは好きで辞められないんですよね…!

 

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中には苦みを感じられるブランマンジェとほんのり酸味のある柚子シャンティ

柚子シャンティは少しレアチーズのようにも感じてすごく美味しい。

 

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オペラ 桜

見た目から春を感じられて素敵。

正直これをオペラと言っていいのかはわからないのですが、個人的に正統派オペラよりオペラのアレンジされたケーキ好きなんです。

抹茶のグラサージュに桜のバタークリーム、ガナッシュ、あまりアルコールは感じませんでしたが日本酒の香る抹茶の生地が何層にも重なってます。

このオペラで想像するみちっと詰まった食感が良いですね。

桜は抹茶に少し負けてしまっているように感じました。

 

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 フレジエ

 こちらも並んでいたら迷わず買いたいケーキの1つ。

トップは苺ジャムとマジパンで少しねっとりとした甘さにマジパンのざらりとした舌ざわり。

中のムースリーヌはピスタチオでそこまで主張はないもののコクがあり、やや固めで好み。

そこにフレッシュな苺の爽やかさ、アルコール感は個人的にあまり感じないもののキルシュで香りづけされたアーモンドのビスキュイはしっとり。

トップがラズベリーのような酸味のあるフレジエに比べると甘めな印象ですが、ムースリーヌは甘さ控えめなので全体的にバランス良くすごく美味しい。

アントルメで食べたいです!

 

 

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ショコラノワゼットシトロン

艶々なグラサージュの上に濃厚なヘーゼルナッツクリームが飾りのように少しだけ載っていますがこれがすごく濃厚で美味!

 

 中は上からミルキーなチョコムース、島レモンのクリーム、コンフィ、ーゼルナッツのダコワーズ

一番底はフィヤンティーヌのようなさくさくザクザクした食感もあり

濃厚なチョコ系のケーキですが食感のアクセントや、レモンクリームの甘酸っぱさに、コンフィも加わることで少しの苦みが飽きずに最後まで美味しい。

レモン×チョコなどの酸味×チョコのケーキは個人的に好きなので嬉しい。

 

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タルトキャラメルサレ

こちらは説明不要でキャラメルとナッツが好きな方は自分も含め絶対好きなやつです!

 


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 キャラメルのふわふわなクリームにヘーゼルナッツクリーム

しっかり焼かれたタルトの中には塩気のあるキャラメルとナッツがぎっしり。

写真には写っていないですが、鮮やかな緑色のピスタチオもごろごろ入っていました。

どうしてキャラメルとナッツはこんなに最高の組み合わせなんだろう…

そして個人的ポイントは「サレ」この塩気があるほうがより心つかまれます!

 

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タルトフレーズ

 


f:id:quatreheures:20200222192537j:imageタルトは先ほどのキャラメルとは別の土台でパイ生地でしょうか。

クレームダマンドにフランボワーズのジャム、クレームパティシエールに大粒の甘く柔らかい苺とシャンティ。

少ししっとりめな土台と中にジャムまで仕込まれていてすごく凝った作り。

こちらもシンプルだけどひと手間あって美味しいです。

 

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ミルフイユ たまみ

愛媛県岩城島産の「たまみ」という柑橘を使用したミルフィー

 

今回は柑橘祭りなのかな?というぐらい柑橘系のケーキをたくさん持ってきてくださっていて、ケークも美味しそうでした。
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キャラメリゼされたパイはカラッとした焼き具合ですが、焦げまでいく強めな焼きではないので、柑橘の風味が消されることなく、そしてスパッと切れるタイプ。

トップにはジューシーで薫り高いたまみの果肉とたまみのジュレとたまみのムースリーヌがサンドされています。

このムースリーヌがかっちりめで自分好み。

たまみという果物自体にそこまで酸味はなく、みずみずしさと甘さがつまっていて、パイ、シャンティ、ムースリーヌは重くなりそうですが、とても軽めに仕上がっていました。

 

 

今回も品数が多くこれでも選び抜きましたが、長くなってしまったので最後まで読んでいただいた方はありがとうございます。

 

フルーツをたくさん使っていてなおかつ発想も豊かななケーキが多いですが、どれもわくわくする美味しいケーキばかりでした。

 

なんだかパステルカラーが似合うお店。

ショッパーの色も素敵ですし…!

 

焼き菓子も桜を使ったものや、柑橘系色々あったので

皆さんが何をチョイスするのか見るのも楽しいです。

 

ごちそうさまでした。

まだ先ですがマパテにも感謝を込めて…