2020年最初のブログはW.Boleroのガレットデロワ
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い申し上げます。
2020年最初の美味しい出来事は、滋賀県守山に本店があります。
W.Bolero(ドゥブルベボレロ)
ガレット・デ・ロワ・テ・シノワ です
2020年と言っていますが本当は年末にいただいたのでフライングガレットデロワでした。
早い段階からネットで頼んでいまして、とても楽しみにしておりました。
思わず伊勢丹に催事出店の際にシェフに予約しましたよ!とお伝えし、合う飲み物などお聞きしたかったのですが、ちょうどご不在だったため自分なりに合わせたお茶は後ほど...
今年は新作のキャラメルポワールを含めた5種類
どのお味も美味しそうだったのですが、以前お茶とのマリアージュに感動したボンボンショコラの記憶が強くあったため
あのボンボンショコラも美味しいならガレットデロワのテ・シノワはどんな素敵な味がするのだろうと想像が膨らみこちらに。
そもそもWボレロさん、ショコラはもちろん焼き菓子等のあの焼き具合が個人的にすごく好みで、とても美味しいのでガレットデロワなんて絶対美味しいですよね。
包装されているプチプチを開けたら、まだ箱を開けていないのに甘く香ばしい香りがただよってきて、もう美味しいが漏れてしまっている...とくらっきてしまうほどいい香りでした。
表面のこの焼き色の濃さと艶々と輝くキャラメリゼ。
使用されている中国茶と同じ茶葉(またはせめて青茶)を買って一緒にいただきたかったのですが、中々良さそうな物が見つからず間に合わなそうだった事とこちらは黒豆入りなので黒豆茶を合わせてみました。
まずは、ありきたりな言葉になってしまいますが、すごく美味しい...!
カットしたときにはらりと溢れたパイをつまんだだけで分かる美味しさ!
黒豆はアクセント程度に少しだけかと思っていたらどこを切ってもほくほくな黒豆がぎっしり
中国茶で香りづけされたアーモンドクリームは甘さ控えめでこちらもぎっしりと詰まっています。
フランスの伝統菓子でありながら、中国の物を合わせる発想とそこに日本人のお正月にも馴染みのある黒豆が入ることによってお正月にもぴったりです!
ものすごくグローバルなガレットデロワでした。
個人的にはフランジパーヌ(アーモンドクリーム+カスタード)ではなく中身をアーモンドクリームという同じ条件の場合でピティビエとガレットデロワの違いを考えるとピティビエは膨らみがあり、ガレットデロワはあまり膨らませずこのぴちーっと平たいものに美しさや、より”らしさ”を感じます。
それでもパイ生地は切るとこの平たい中に何層にも折り重なっているのです。
この美しさが伝わると良いのですが...
色々お菓子好きなので本も読んだり知り合いのフランスの方に聞いてみたりするのですが、まぁ同じようなものさ~と言う方と似ているけど全然別物なんだ!という意見もあったりなので上記に書いた事は自分なりの考えです。
大人数でカットした場合は一人1切になりますが、私はまだ食べれる幸せを感じながらせっかくなので少しリベイクしてみたらそれがまた、とても美味しくて。
生地のバターの風味と部屋中に漂う甘い香り
フィリングはほっくり、そして黒豆もほくほくです。
フェーヴ はアプリコットでした!可愛いです。
アイアシェッケだった方はラッキーですね!
皆さんも素敵なお正月をお過ごし下さい。